「運用をささえる3人」のうちの1人で、コンピュータ・システムを全社システムの一部に組み込み、その意味・方向性・レベルを認識して指示・指導・監査して最終的に責任を取る人です。
実際の運用を行うには、人員再配置・職務変更・指揮命令等どうしても人のコントロールが伴うので同列の権限者のいないレベル以上の役職者でなければ実質的には難しいと思います。例えば総務部長を責任者にした場合、同じ部長職である製造部長や工場長がいたりしてなおかつその人たちが先輩・年長者だった時特に、指揮命令が充分に達せられないケースがままあります。(もちろん例外は多々あるとは思いますが!)
すなわち社長・専務といった1人しかいない役職とか肩書きは別にして社長の子息(次期社長)といった方々が責任者になられて、単にお飾りでなるのではなく、熱い思いを持って責任者とともに二人三脚でシステムを引っ張らない限りシステムが定着して効果的に運用されていくことはないと思います。