DPCⅢでの取引
協力工場での取引の特徴
単価が決まらないまま取引が開始される
- 「単価再設定」で取引後の設定が可能です。
前月データの完全な再処理が出来ます。
月次処理としての「繰越」は不要です。
- 取引先/期間毎の単価設定ができます。
コストダウン指示等で単価改定がある
- 単価の有効期間での[取引日]による自動対応ができます。
- 単価履歴を機能が必要です。
1社で売り/買いの両方がある
- 下請法を意識した相殺処理の取り扱いができます。
- 取引先毎の設定で端数丸目、消費税計算ができます。
- 多くは残高を残さないマンスリークリアだが相手先締め日と自社締め日の残高管理ができます。
- 単価振り直し後に、消費税を含めた期間実績額の再集計ができます。
得意先との取引
取引が集中し多量なのでデータの作成支援
- 出荷不能インプット
- 受注明細による作成 → 出荷出来なかったら後で訂正可能です。
- 得意先の受領/出荷情報による作成
- 得意先のQR納品書とQRHTによる作成
得意先からの支払通知に「売上照合」
親子の管理
- 残高を管理する(入金のある)本社(親取引先)と個々の取引実績を捉える工場/直送先(子取引先)等
有償支給材の仕入先(買掛=>相殺)の管理可能
外注先(仕入先)との取引
基本は「QR納品書」(発注伝票)での受入
支払通知が基本
- 相手先請求書との「請求照合」後の支払可能
- 通常は「支給処理」の相殺後支払額計算 → 「下請法」による最大相殺可能額の規制が可能
- 支払条件による「支払内訳」が必要な場合
取引先毎に支払条件の設定が可能です。
例)50万円以下は全額振込
100万円以下は50%の万円単位で手形、残り振込
100万円超は全額手形
- 全銀仕様の「支払振込FD」の作成も可能です。
社内加工区との取引
DPCでは社内/社外の加工先一括管理
基本は「QR伝票」による受入
- 「指示伝票」が発行できなくても「カラ伝票」での対応ができます。
- QRHTを使った入力支援ができます。
実績工数管理での「作業日報」からのデータ転用可能
生産設備からの信号データ取得実績データ把握対応可能